美髪を維持するための6つの心得
髪の悩みは多種多様
髪の悩みは多種にわたります。
- パサツキ
- 枝毛やキレ毛
- くせ毛
- 髪が広がりまとまらない
- ボリュームがない
- ハリコシがない
- 抜け毛や薄毛
- 白髪
髪は女性の命です。男性も髪は大切です。
この記事では「美髪を維持するための6つの心得」をまとめたいと思います。
美髪を維持するための6つの心得
- 髪本来の美しさは健康な頭皮から
- トリートメントとコンディショナーの違いを理解する
- 髪を濡れたままにしない
- 髪に良い食事はバランスの良い食事
- 良質な睡眠が美髪を育む
- 自律神経のバランスを整える
髪本来の美しさは健康な頭皮から
「髪と頭皮」の関係を分かりやすく例えると、「農作物と土壌」です。栄養たっぷりの農作物を作るには、肥沃な土壌が欠かせません。やせ細り干からびた土壌からは、栄養ある農作物はできません。
髪も同じです。健康な頭皮があってこそ、艶やかで美しい髪が育つのです。髪本来の美しさを取り戻すには、頭皮に着目しましょう。(頭皮ケアの方法はこちらの記事に掲載しています。)
しかし、「美しい髪は健康な頭皮が必要」とはいうものの、健康な頭皮に生まれ変わるには少なくとも数ヶ月は必要です。健康な頭皮になり健康な髪が生えてきたとしても、既に生えている髪があります。
既に生えている髪を美しく維持にするためには、トリートメントやコンディショナーなどのヘアケアも並行して行う必要があります。
私は「美しい髪を維持するためのヘアケアは対処療法」と考えていますが、ヘアケアの対処療法も非常に大切であると思います。
トリートメントとコンディショナーの違いを理解する
トリートメントは髪の内部に栄養を補充するものです。一方、コンディショナー(リンス)は髪の表面をコーティングするものです。
シャンプーをした後、原則的にコンディショナーより先にトリートメントを付けます。先にコンディショナーを付けると髪がコーティングされるため、トリートメントの栄養成分が髪の内部に浸透しにくくなるからです。
トリートメントを付けた後は数分放置します。時間をおくことで髪の内部に栄養が浸透します。
トリートメントはダメージヘアでなければ、毎日付ける必要はありません。週に2~3回程度でも大丈夫です。しかし、ダメージヘアが酷い人は、できる限り付ける頻度を多くしましょう。
トリートメントには通常髪をコーティングするような成分も配合されています。トリートメントを流した後、髪の手触りに問題なければ、コンディショナーは付けなくても大丈夫です。髪の手触りが少し足りない感じがすれば、コンディショナーも付けましょう。
髪を濡れたままにしない
髪は濡れた状態だとキューティクルが開いてしまいます。キューティクルが開いた状態が続くと、髪の内部の栄養が流出しやすくなり髪のダメージが酷くなります。
夜、髪が濡れたまま寝る人がいますが、ドライヤーで乾かしてから寝るようにしましょう。ドライヤーは髪にダメージを与えるのでしないという人がいますが、ドライヤーの熱対策として、髪に洗い流さないトリートメントを付けてからドライヤーしましょう。髪に与えるダメージは、ドライヤーによるものより、濡れたまで放置する方が大きいのです。
ドライヤーのポイントは、髪に近づけ過ぎないことと、乾かしすぎないことです。8割ぐらい乾けば、あとは自然乾燥で大丈夫です。
朝に髪を濡らして寝癖を直す人は、その際に髪にコンディショナーを付けた方が良いです。しかし、面倒すぎるという人は、髪を濡らした後洗い流さないトリートメントを付けるようにしましょう。
髪に良い食事はバランスの良い食事
髪に良い食事はワカメや昆布など海草類と思われがちです。海草類も髪にとって大切なのですが、それだけでは不十分です。
最も大切なことはバランスの良い食事を心がけることです。タンパク質、炭水化物、ミネラル、ビタミン類、繊維質などバランスよく取れているか心がけましょう。
その中でも、タンパク質は髪の主成分です。ダイエットで野菜しか食べないなど、タンパク質が不足すると、髪の栄養が足りなくなります。
また、ワカメや昆布など海草類に含まれるミネラルは、髪の成長を助けます。
食事の内容だけでなく、食事と取る時間にも気を付けたいところです。できる限り毎日同じ時間に食事を取るのが望ましいです。
良質な睡眠が美髪を育む
夜の10時から2時までの時間は、美髪のゴールデンタイムです。この時間に良質な睡眠を取ることで、髪の成長を育むホルモンが作られます。(髪だけでなくお肌にとっても大切な時間です。)
ただ、夜の10時に寝るのは早すぎるという人も多いでしょう。そのような人はできる限り夜の12時ぐらいに寝るようにしましょう。それも難しい人は、毎日の寝る時間と起きる時間を一定に保ちましょう。
良質な睡眠を取るためのポイントを以下にまとめます
- 寝る前にストレッチをする
- 寝る3時間以上前に食事を済ませる。(夜食は食べない)
- シャワーでなく湯船に浸かる。(40℃以下の熱過ぎない温度で)
- 眠りにつくための飲酒をしない(睡眠が浅くなります)
- アロマをたいたり、ヒーリング系の音楽を聴いてリラックスする
自律神経のバランスを整える
自律神経は交感神経と副交感神経から成り、この2つのバランスが保たれていることで健康を維持しています。
それぞれの特長はこちらの通りです。
夜になると交感神経優位から、副交感神経優位に変わります。先ほどの「良質な睡眠を取るためのポイント」でまとめた項目は、自律神経の副交感神経を優位にします。ストレスが溜まった状態で寝ようとしても寝つきが悪いのは、交感神経が優位のままになっているためです。
副交感神経を優位にする簡単な方法があります。爪もみマッサージです。爪の付け根を逆の手の親指と人差し指で抑えるようにしてマッサージします。
薬指は交感神経が優位に働くため、薬指はしないようにしてください。
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