玄米のメリット・デメリットのまとめ
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健康に良い食事
玄米とは
ウィキペディアによると、「玄米とは、稲の果実である籾(もみ)から籾殻を除去した状態で、また精白されていない状態の米である」とあります。さらに、「自然乾燥の場合、籾殻がなくとも、種子としての機能を失っておらず、播種(はしゅ)すれば芽が出るが、市販のほとんどの玄米は加熱乾燥されているので、死んでいて発芽しない可能性がある」とのことです。
玄米はビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含むので健康食品として注目されています。また、玄米を食べるとお通じが良くなるなどの理由から、ダイエット食品としても注目されています。
玄米は健康的な観点から多くのメリットがあるようですが、玄米を食するに当たって注意すべき点もあります。
今回の記事では、健康食品である玄米のメリット・デメリットをまとめます。
玄米のメリット
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富(カロリーは白米と同程度)
玄米は白米と比べて、ビタミンB1が約5倍、ビタミンB2が約2倍、カルシウムが約2倍、マグネシウムが約5倍、亜鉛が約1.3倍、食物繊維が約7倍あります。
ダイエット効果が得られやすい
玄米は食物繊維が豊富であることからお通じが良くなりやすい傾向があり、ダイエットにつながります。またよく噛んで食べることから、白米を食べる時よりも小食になりやすいです。
デトックス効果が強い
玄米はデトックス効果が強いため、お肌が綺麗になったり、アトピーが改善されるなどの効果も期待されます。
玄米のデメリット
消化が悪く胃腸に負担がかかる
玄米は食物繊維が豊富であることから消化が悪い食べ物です。十分に噛んで食べないと胃腸に負担がかかる恐れがあります。1口で最低は30回、できれば100回は噛みましょう。
よく噛んで食べることにより、必然的に小食になりダイエット効果が期待できます。
デトックス効果が強すぎる
玄米はデトックス効果が強いため、必要なミネラルまで排出されているのではと言う意見があります。
しかし、健康な成人では気にするレベルではないという報告があります。病気中の人、小さい子供、老人などの方が、毎日食べるのは気を付けた方がよいかもしれません。
農薬のリスク
残留農薬の80%はヌカの部分にあると言われています。玄米を選ぶ際は、特に小さい子供がいる場合は、無農薬を選びましょう。
美味しくない
玄米を白米と同じように炊くとパサパサで固くて美味しくありません。玄米の白米よりも水を吸いません。よって玄米の浸水時間は夏場で2時間、冬場で6時間程度が望ましいです。
現在の炊飯器は「玄米モード」が備え付けのものが多くなっています。「玄米モード」は通常よりも炊くのに多くの時間が必要です。したがって、夜玄米を研いで玄米を十分に浸水させ、朝に仕上がりの時間でタイマーセットするのが便利です。
玄米を食べるに際しての心がけ
- できる限り無農薬の玄米を選ぶ
- よく噛んで食べる
- 胃腸が弱っているときは控える
- 十分な浸水時間を取って炊く
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