アトピー治療新薬「デュピクセント」1年経過報告 - 総IgE値が大幅に低下 -
最初の「デュピクセント」注射から1年経過
私が最初にデュピクセント注射を受けたのが2019年12月4日ですので、2020年12月でちょうど1年となります。
通常2週間に1本のデュピクセント注射を勧められるのですが、私は病院の担当医と相談して月に2回のペースでの注射にしています。従いまして、通常より若干少ない使用回数です。
また2019年1月ごろからアレルギー改善を目的として、舌下免疫療法のミティキュア(ダニ対策)、2019年6月ごろからシダキュア(スギ花粉対策)の薬を飲んでいます。
総IgEが37,000から3,500に大幅低下
以下総IgE値の推移です
2019年6月:38,536(ミティキュア6ヵ月経過、シダキュア開始)
2020年1月:37,118(デュピクセント1ヵ月経過)
2020年11月:3,537(デュピクセント約1年経過)
デュピクセント注射を開始して1ヵ月経過時点の総IgE値が37,118に対して、約1年経過後の総IgE値が3,537と、総IgE値が大幅に低下しているのが分かります。桁が1つ違う大幅な低下にとても驚きました。
具体的な症状の改善は、顔の赤味が減った、皮膚がボロボロになって剥がれ落ちるのが減った、寝ているときのかゆみが減ったなどです。生活の質、いわゆるQOLが向上しました。初めてあった人は「アトピーかどうか分からない」とのことでした。
ただ、皮膚の色素沈着は中々改善されません。気長にいきたいと思います。
デュピクセント注射の出口戦略:デュピクセント注射はやめれるのか?
デュピクセント注射を初めて1年が経過し、総IgE値の大幅低下も見られたため、病院の担当医に今後デュピクセント注射を減らしていく、最終的にはやめれるのかを確認しました。
デュピクセント注射自体が新しい薬であるため、担当医も即答はできず製薬会社などに確認するとのことでした。
病院や製薬会社としては長く継続してくれた方が良いわけなので、「ではやめましょう」とはならないと思います。
他のデュピクセント注射体験の話も確認していきたいと考えていますが、やはり自分自身で減らした場合にどうなるかなどのテストをするのが一番いいのかなと考えています。
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