
薄毛に悩む女性が増えています。
過去の記事「女性の薄毛、主な原因は加齢だが病気の場合も」でまとめたとおり、女性の薄毛の最も多い原因は、加齢による男性ホルモンの影響です。
しかし、原因はそれだけではありません。病気により薄毛となる場合があります。病気による薄毛で最も多いのは、甲状腺の異常です。
甲状腺とは?
甲状腺は首の前、喉仏のすぐ下の両側にあります。甲状腺において、身体全体の新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンが作られます。
甲状腺ホルモンは多すぎても、少なすぎてもいけません。
甲状腺ホルモンが多過ぎることによる病気が「甲状腺機能亢進症」で、少なすぎることによる病気が「甲状腺機能低下症」です。
甲状腺の病気は男性より女性の方がかかる人が多く、甲状腺機能亢進症は男性の3~4倍、甲状腺機能低下症は男性の10~20倍かかり易いと言われています。
甲状腺機能亢進症の症状
甲状腺機能亢進症の症状は以下の通りです。
- 異常に汗をかく
- 暑がりである
- 脈拍数が増える
- イライラする
- 眠れない
- 便の回数が増える
- 手足がふるえる
- 食欲が増える
- 微熱が続く
- 息切れがする
- 眼球が出てくる
- 甲状腺が腫れる
- 疲れやすい
- 髪の毛が抜ける
甲状腺機能低下症の症状
甲状腺機能低下症の症状は以下の通りです。
- 汗が少ない
- 寒がりである
- 脈拍数が少ない
- やる気がでない
- 眠たい
- 便秘気味になる
- 顔や身体がむくむ
- 皮膚が乾燥する
- 物忘れが多くなる
- 筋力が低下する
- 甲状腺が腫れる
- 疲れやすい
- 髪の毛が抜ける
甲状腺の異常による脱毛・薄毛
甲状腺ホルモンが多すぎる甲状腺機能亢進症、甲状腺ホルモンが少なすぎる甲状腺機能低下症ともに、髪の毛が抜ける症状が現れることがあります。
甲状腺ホルモンは髪の成長も促進するホルモンであるため、甲状腺ホルモンが少ない甲状腺機能低下症が原因であることの方が多いです。
髪の毛が抜けること以外に、だるさを感じたり、やる気が出なかったり、顔や身体がむくんでいる場合は、甲状腺機能低下症である可能性が考えられます。
甲状腺機能低下症による薄毛は、甲状腺ホルモンを補充すれば良くなります。
少しでも気になったら病院に行きましょう。
