シャンプー基礎知識「アミノ酸シャンプーの見分け方」

シャンプーイメージ

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以前の記事でシャンプーの「石油系界面活性剤の見分け方」について述べました。

(界面活性剤とは洗浄剤のことです。)

今回はアミノ酸シャンプーとはどういうものか、アミノ酸シャンプーの特長、アミノ酸シャンプーの見分け方などを説明します。

 

アミノ酸系界面活性剤とは

界面活性剤を精製した原料で分類した場合、以下のように分類できます。

  • 天然もの
  • 石鹸系
  • 脂肪酸エステル系
  • アミノ酸系
  • 高級アルコール系
  • 石油系

アミノ酸系界面活性剤とは、アミノ酸を原料とした界面活性剤です。

 

補足ですが、界面活性剤は科学的に分類すると、以下のようになります。

  • 陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)
  • 陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)
  • 両性界面活性剤(双性界面活性剤)
  • 非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)

 

アミノ酸系界面活性剤の特長

アミノ酸系界面活性剤の長所

  • 適度な洗浄力である
  • 低刺激性である
  • 洗った後のツッパリ感がでにくい

短所

  • 高価である
  • 泡立ちにくい(石油系と比べて)

 

アミノ酸系界面活性剤の見分け方

シャンプーなどの化粧品は、全ての成分の記載が義務付けられています。

シャンプーは通常「化粧品」と「医薬部外品」分類されます。シャンプーが化粧品の場合、成分は濃度が濃い順番に記載されます。(医薬部外品の場合、成分は必ずしも濃い順番ではありません。)

 

ではシャンプーの全成分を見てみましょう。

通常、水が先頭に表示されます。シャンプーの60~70%は水で構成されているためです。

水の次に表示される成分は、界面活性剤であることが一般的です。界面活性剤は3種類から5種類程度で構成されます。界面活性剤の中で最も先に表示されているものが、最も濃度の濃い界面活性剤です。

代表的なアミノ酸系界面活性剤

アミノ酸系界面活性剤の代表的なものを以下に列挙します。

コラーゲン系

  • ココイル加水分解コラーゲンK
  • ココイル加水分解コラーゲンNa
  • ココイル加水分解コラーゲンTEA

 

タウリン系

  • ココイルメチルタウリンNa
  • ココイルメチルタウリンK
  • ラウロイルメチルタウリンNa
  • ラウロイルメチルタウリンK

 

アラニン系

  • ココイルメチルアラニンNa
  • ココイルメチルアラニンTEA
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ラウロイルメチルアラニンTEA

 

グルタミン酸

  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルグルタミン酸2Na
  • ココイルグルタミン酸TEA
  • ラウロイルグルタミン酸Na
  • ラウロイルグルタミン2Na
  • ラウロイルグルタミンTEA

 

アスパラギン酸系

  • ラウロイルアスパラギン酸Na

 

サルコシン系

  • ココイルサルコシンNa
  • ココイルサルコシンK
  • ココイルサルコシンTEA
  • ラウロイルサルコシンNa
  • ココイルサルコシンK
  • ココイルサルコシンTEA

 

界面活性剤の中にこれらの成分がある場合、アミノ酸系界面活性剤が使用されたシャンプー(以下、「アミノ酸シャンプー」)と言えます。

 

しかし、こんなに多くの物質を覚えるのは難しいですよね。

 

100%正確とは言えないのですが、簡単にアミノ酸シャンプーかどうか見分ける方法をお教えします。

水の次の5つ程の成分に、「ココイル・・・」や「ラウロイル・・・」という表記があるか確認してください。あればアミノ酸シャンプーと判断して良いでしょう。

 

アミノ酸シャンプーも様々

アミノ酸系界面活性剤は高価です。アミノ酸シャンプーと謳ったシャンプーの中には、ごく僅かしかアミノ酸系界面活性剤が含まれていないものもあります。

アミノ酸シャンプーの中で良いものを選ぶには、アミノ酸系界面活性剤の濃度が濃いものを選びましょう。
水の次の成分が「ココイル・・・」や「ラウロイル・・・」という表記であれば、濃度が濃いということになります。

 

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